プロを目指す人のための Ruby 入門を読んで

プロを目指す人のための Ruby 入門」を読了したため感想として記事を作成します。

良かった点

1.環境構築の丁寧な解説

最初に環境構築について丁寧に解説されていることで初学者にとっても大変ありがたかったです。

これにより、最初から詰まることなく、スムーズに学習を進めることができました。

2.豊富なサンプルコード

新しく学ぶメソッドや機能について、具体的な使用例をサンプルコードとして記述してあった点は、理解を助ける要因でした。これにより、Ruby の概念や機能を実際のコードで見ることができ、より深く理解することができました。

3.演習課題の有用性

学習のゴールを明確にするため、各章の最初に演習課題がどのような機能で作成できるのかを最初に提示してあり、学習の方向性を示す手助けとなりました。これにより、目標をもって学習を進めることができました。

学んだこと

この本から学習出来た知識は大きく以下の 2 つに分けられます。

1.複数ある繰り返し処理

map メソッドや select メソッド、reject メソッドなど、繰り返し処理に関する詳細な解説がありました。

これらにより、これらのメソッドを効果的に活用する方法や、正しい記法を学ぶことができました。

2.テストコードの書き方

プログラマの三大美徳に基づいたテストの解説があり、目視で確認するのではなく素早く正確に実装の不備を確認する方法を学びました。

難しかったこと

学習中に特に理解が難しかった点は以下の 2 つです

1.正規表現の扱い方

この書籍で取り上げられていた正規表現は、 Qiita の記事を読み解く形で進められました。

これまで正規表現を曖昧に理解していたため、難しいと感じる部分も多かったです。

2.パターンマッチについて

書籍内で説明されたパターンマッチは、case 文を簡潔に記載できるものだと学習をしました。

しかし複雑な条件を記載する場面などでは自信が持てないため今後の学習が必要だと感じました。

まとめ

この書籍は内容が充実しており、実際に手を動かしながら学習を進めることができました。

読書前より確実にスキルが向上していると感じており、今後 Ruby を使用して開発を行う際には、この書籍を参考にしながらスキルを磨いていきたいと思います。

Ruby の初学者に非常におすすめの入門書です。